最近、著名な作家さんが低廉な価格のKindle本を出版されるケースが相次いでいますね。
Kindle本の値段が総崩れするんじゃないですかねぇ。無名の新人はそれこそ0円で売らなきゃいけなくなっちゃいますよね。
い
や、勿論、こういう作家さんたちを批判するつもりは、毛頭ありません。むしろ、低価で読めるのは有り難い。また、身内にKindle作家(?)がいるわけでもないから、Kindleの価格が低価で落ち着こうが、特段実害もないんです。でも、なんか考えちゃうんで
すよね。うーん。
ちょっとレベルは違うかもしれませんが、そもそも、米国や欧州で追及されたApple&出版社の電子書籍に関する独占禁止法事件は、もともとはAmazonがKindleを普及させたいがために低廉な価格でKindle本を販売し、圧倒的な電子書籍市場シェアを誇っていた
中で、Appleが電子書籍市場に新規参入する為に、出版社との間で新たな契約形態を生み出した、そこに端を発します。
安売り、消費者と
しては、短期的にはありがたいことなのですが、行き過ぎると競合社間の体力勝負になって、体力切れの者からどんどん消えていきます。そうして市場に競争者
がいなくなった後に、もし、Amazonが価格をUPさせたら、消費者としてはAmazonの言うままの価格で飲むしかないですよね。なので、程よく競合
者がいる程度に市場は回ったほうが、長期的に見てよいかもしれません。
作家さんの世界も、どうなんでしょ。Kindleで廉価販売が当然になって、書き手市場に新規参入者が減ってしまうのは、読者としても困るんじゃ。Kindleは新人作家が発表する機会を広げたと言われているけれど、さすがに0円の本ばっかじゃ、食べていけないし・・・。
一方で、アメリカをみると有名作家さんが期間限定で無料セールとかしてる。これ、実際、市場はどうなってるのかなぁ。よく観たほうがいい気がする。
でも、本って、いろいろなジャンルがありますよね。競合する「市場」って、実は結構狭いのかな。著名な作家さんが安売りして影響を受けるのはその人と同じようなジャンルの本を出す人であって、違うジャンルの人には影響ないっぽいですよね。ふむ。
なんだか、いろいろな考えがおきて、整理が付かないですが、電子書籍の価格設定、読者側もよく考えたほうがいいんじゃないかなぁ、と思いました。
当
たり前ですが、本来、情報には正当な対価が払われるべきなのですよね。ネットで簡単に「タダ」の情報を得られるようになって、私たちもだんだん、「情報」
はタダっていう感覚になってきてる。でも、情報収集の為の取材とか、時間・費用諸々がかかってるはずなんです。どうして私たちはそれに何も払わなくて大丈
夫なんだろう。今の現状に、なんだか本能的に違和感、不安感を持ってしまいます・・・。
まぁ、よくわかりませんが、ことの推移を見守っていこうと思います・・・。